疋田新陰流伝書/限定100部/愛州移香斎を祖とし柳生家を通さず小七郎・上泉伊勢守(武蔵守)信綱疋 田豊五郎と伝わり九州に多くの伝を残した

商品説明
疋田新陰流伝書/限定100部/愛州移香斎を祖とし柳生家を通さず小七郎・上泉伊勢守(武蔵守)信綱疋 田豊五郎と伝わり九州に多くの伝を残した

1999年　44P　限定100部。部数は少なそうです資料用にもいかがでしょうか。


はじめに
剣聖といわれた、上泉伊勢守秀綱を祖とする「新陰流」の開創に、大きな影響を与えた流儀につ いて、いくつかの説があります。
念流、香取神道流、鹿島新当流を学び、常州鹿島にて愛州移香斎に陰流を学び工夫を加え開創し とする説
常州太田城主に仕えた移香斎の子、愛州小七郎に陰流を学び開創したとする説。
常州鹿島の松本備前守より、鹿島神陰流を学んだとする説。
上泉の生きた時代は、日本武術の創世記にあたり、伝説と史実がいり混じった混沌の時であることがわかります。

上泉の高弟、疋田豊五郎(文五郎とも)は、上泉の甥とも言われているが、その生没年月日は判 然としない。
疋田新陰流は、愛州移香斎を祖とし、柳生家を通さず、 小七郎―上泉伊勢守(武蔵守)信綱疋 田豊五郎・ と伝わり、九州に多くの伝を残した。
この伝書資料の発行の決定には、伝書の保存状態が非常に悪いことが大きな理由となっています。 巻末に、堤寶山流太刀目録及び藤川伝直心影流伝書を附記し、研究者の一助といたします。

疋田陰流
剣術の流派のひとつ。江戸時代初期、新陰流開祖・上泉(かみいずみ)伊勢守信綱（秀綱）の弟子で、加賀国出身の疋田豊五郎（文五郎）が、新陰流の分派のひとつとして創始。豊五郎没後にこの名で呼ばれるようになった。「疋田流」とも。
出典　小学館デジタル大辞泉プラス

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